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Baba Nyonya Heritage Museum Lantern

B

グランド・レセプション・ホール (Thia Besar)


中華系プラナカンは 「Baba-Malay」 (ババのマレー語) という福建語と現地のマレー語が融合した特殊な言語を話します。

マレーの風習 (adat) を取り入れていたものの、彼らにとって華人のアイデンティティを保持することもとても大事でした。このグランド・レセプション・ホールは名誉あるゲストをもてなす場としてだけではなく、邸宅の持ち主たちによって行われる商談などにも使われています。

この部屋のレセプション・ホールの配置は、典型的な海峡華人のものです。左右対称の設計は、当時の華人の故郷である中国の清と酷似しています。

この部屋にある全ての物は左右対称的で、家具の数は二の倍数でなければなりません。

絹糸の刺繍
(北向きの壁)


この装飾品は七福神の一つである 「福禄寿」 (ふくろくじゅ) です。幸福、繁栄、長寿という三徳を意味しています。この三徳は本刺繍に蝙蝠 (幸福) 、鹿 (繁栄) 、鶴 (長寿) に具現化されています。

Baba Nyonya Heritage Museum Silk Embroidery (Wall Facing North)
Baba Nyonya Heritage Museum Silk Embroidery (Wall Facing South)

絹糸の刺繍
(南向きの壁)


このセンターピースは鳳凰を描いたものです。鳳凰は中国の神話における 「四霊」 の一つです。鳳凰は古くから女帝のモチーフとして使われてきました。この刺繍は女帝統治下であった中国の平和と繁栄に対する、当時の中国人の敬意の表しであると言われています。

門の上にある木製の看板


門の上にあるプラカードは 1896 年にチャン・チェン・シュー氏がこの邸宅に移住してきたころに与えられたものです。「チェン・シュー殿、お引っ越しおめでとうございます!壮麗かつ豪華なお宅へ!」 と書いてあります。看板は 「Quan Shun」 (チュアン・シュン) という店で作られたものです。
wooden sign (cleaned) lg

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